活動報告

令和5年度9月リーダーシップ教育院・卓越教育院合同修了式を開催

東京工業大学は、2023年9月22日(金)に令和5年度リーダーシップ教育院・卓越教育院合同修了式を、大岡山キャンパスのTaki Plazaにて行いました。 合同修了式には、物質・情報卓越教育院(TAC-MI)の修了生4名、超スマート社会卓越教育院(WISE-SSS)の修了生3名、エネルギー・情報卓越教育(ISE)の修了生2名、リーダーシップ教育院(ToTAL)の修了生2名の合計11名が出席し、修了生には、記念品のメダルが贈られました。

修了生と益学長、佐藤総括理事・副学長、井村理事・副学長、各教育院の関係者

修了式では、はじめに、益一哉学長と佐藤勲総括理事・副学長、井村順一理事・副学長(教育担当)が、修了生へ向けてお祝いの言葉を贈りました。続いて、各教育院の教育院長から修了生の紹介と祝辞がありました。

お祝いのメッセージを贈る益学長
修了生を紹介し祝辞を送る物質・情報卓越教育院の山口猛央教育院長

最後に各教育院の修了生代表者よりあいさつが述べられました。 物質・情報卓越教育院の修了生代表の張 葉平さんは「TAC-MIに入る前、私自身は情報学の経験がありませんでしたが、体系的で基礎的な講義を通して理論から応用までを学びました。講義の後、第一原理計算のフロントランナーである大場先生の研究室に入らせていただき、一緒に仕事をさせていただくことで、研究の最前線にいるような感覚を得ることができました。また、他のTAC-MI学生がインフォマティクスを駆使して、研究を質的にも量的にも向上させているのを目の当たりにし、大変刺激を受けました。このステップバイステップの教育の中で、最終的には私自身も博士論文で重要な分析を行うことができました。TAC-MIに在籍中は、自分の分野を離れ、東京工業大学の異分野の学生や先生方、海外の学生や研究者、アカデミアだけでなく産業界のスタッフの方々と議論し、様々な価値観に触れることができました。特に、インペリアル・カレッジ・ロンドンに半年間留学する機会を与えていただいたことで、自分の研究を全く違った視点から見つめ、深めることができました。このような機会を与えていただいたこと、同僚やスタッフの皆様に出会えたこと、温かいサポートをいただけたことに心から感謝しています。ここで得た知識を今後のキャリアで活かしていきたいと思います。」とあいさつを述べました。

物質・情報卓越教育院の修了代表者としてあいさつする張 葉平さん
物質・情報卓越教育院の修了生と教育院の先生方

今後は、これまで物質・情報卓越教育院で学んだ「物質×情報」の高度な専門性に加え、課題解決力や国際性、リーダーシップ力を備えた博士人材として、それぞれの新天地での活躍が期待されます。

最新の記事へ
一覧ページへ
過去の記事へ

連絡先 東京工業大学 物質・情報卓越教育院事務局
tac-mi[at]jim.titech.ac.jp