活動報告

令和7年度9月卓越教育課程合同修了式を開催

東京科学大学は、2025年9月22日(月)に令和7年度卓越教育課程合同修了式を、大岡山キャンパスのTaki Plazaにて行いました。

合同修了式には、物質・情報卓越教育課程(TAC-MI)の修了生3名、超スマート社会卓越教育課程(WISE-SSS)の修了生7名、エネルギー・情報卓越教育院(ISE)の修了生7名の合計17名が出席し、修了生には、記念品のメダルが贈られました。

修了生と若林理事・副学長(教育担当)、井村理事(総合戦略担当)、関口執行役副学長(教育担当)、各教育課程のプログラム主査及び教育院長ら

修了式では、はじめに、若林理事・副学長(教育担当)が、修了生へ向けてお祝いの言葉を贈りました。続いて、各教育課程のプログラム主査及び教育院長から修了生の紹介と祝辞がありました。

お祝いのメッセージを贈る若林理事・副学長(教育担当)
修了生を紹介し祝辞を送る物質・情報卓越教育課程プログラム主査の山口先生

そして、各教育課程の修了生代表者よりあいさつが述べられました。

物質・情報卓越教育課程の修了生代表のAparna CHITRA SUDHEERさんは「TAC-MIの卒業生としてこの場に立てること、本当に感慨深いです。5年間の努力、夜遅くまでの勉強、そして絶え間ない学びが、ついにこの瞬間へと導いてくれました。入学当初、「マテリアルズ・インフォマティクス」が実際に何を意味するのか、正直よく分かっていませんでした。家族を困惑させるほど立派な響きではありましたが、時間が経つにつれて、それが新しい思考法や問題解決のアプローチを学ぶことだと気づきました。忘れられない思い出はたくさんあります。中でも「プラクティススクール」は特に印象的でした。日本企業で働くのは初めての経験で、スタッフの皆さんとの仕事はとても楽しく、毎朝ラジオ体操から始まる日々は、私にとってまったく新しいものでした。そして、国際フォーラムで訪れた大磯も、多くの人にとって忘れられない思い出でしょう。セッションだけでなく、滞在や食事も大いに楽しみました。材料科学と情報科学の両方を学べたことは、非常に貴重な経験でした。そしてその知識には、科学を前進させるだけでなく、世界に小さくても意味のある変化をもたらす責任が伴います。今日まで私たちを支えてくださったすべての方々に、心から感謝を申し上げます。先生方、企業のメンター、事務の方々、そして友人たちが、困難な時期を乗り越える力を与えてくれました。そして、卒業生の皆さま、おめでとうございます。私たちはTAC-MIを乗り越え、博士後期課程を修了しました。これからどんな未来が待っていても、きっと乗り越えていけると信じています。」とあいさつを述べました。

そして、最後に井村順一理事 (総合戦略担当)よりお祝いの言葉をいただきました。

物質・情報卓越教育課程の修了代表者としてあいさつするAparnaさん
お祝いのメッセージを贈る井村理事 (総合戦略担当) 

今後は、これまで物質・情報卓越教育課程で学んだ「物質×情報」の高度な専門性に加え、課題解決力や国際性、リーダーシップ力を備えた博士人材として、それぞれの新天地での活躍が期待されます。

物質・情報卓越教育課程(TAC-MI)の修了生と先生方

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