活動報告

第1回TAC-MI同窓会を開催

物質・情報卓越教育院(TAC-MI)では、2024年7月27日(土)に、第1回TAC-MI同窓会を大岡山キャンパスのTaki Plazaにて開催しました。第1回目となるTAC-MI同窓会には、TAC-MIの修了生16名のほか、TAC-MIの登録学生やTAC-MIの教職員など約50名が参加しました。

同窓会では、まず初めに、TAC-MIの山口教育院長より開会の挨拶と現在のTAC-MIについての説明があった後、TAC-MIの安尾特任准教授より、今後の同窓会運営について説明がありました。

続いて、修了生のHAO YINGQUANさん(2022年9月修了、旭化成株式会社所属)、井上 恵希さん(2023年3月修了、株式会社レゾナック所属)、福永 悠さん(2024年3月修了、DIC株式会社所属)に登壇いただき、卒業後の仕事の内容や現在の物質・情報に関する取り組みについてご講演いただきました。

講演の後、安尾特任准教授がモデレーターを務め、3名の講演者とパネルディスカッションを行い、博士学生の就職活動や企業・研究機関での物質・情報に関する取り組み状況や今後の展望などについて話を聞きました。

山口猛央教育院長による開会挨拶
現在のTAC-MIについての説明
安尾特任准教授より今後の同窓会運営について説明
HAO YINGQUANさんの講演
井上 恵希さんの講演 
福永 悠さんの講演
パネルディスカッションの様子
パネルディスカッションの様子
第1回TAC-MI同窓会 集合写真

講演・パネルディスカッションの後、同会場にて懇親会を開催しました。参加者は修了生との久しぶりの再会を喜び、お互いの近況について報告し合い、新旧TAC-MIの登録学生が交流を深めました。

TAC-MI同窓会

TAC-MIは、2019年4月に卓越した博士人材の育成を目的としてプログラムをスタートし、修士博士一貫の大学院教育プログラムにより、物質と情報をリンクさせ、情報科学を駆使して複眼的・俯瞰的視点から発想することで、独創的な物質・情報研究を進める「複素人材」の育成を行ってきました。これまでに約140名の学生が本プログラムに登録し、2024年3月までにのべ41名がプログラムを修了しました。修了生は、本学の博士後期課程を修了後、国内外の企業や大学、研究機関などで広く活躍しています。

2025年4月より物質・情報卓越教育課程は、教育プログラムを発展させた新複合系コース「物質・情報卓越コース」に移行しますが、今後も引き続き、物質・情報卓越教育課程と同様に、産業界との協創による社会サービスを見据えた実践的な教育を行い、持続可能な社会を構築するための新産業創出を担う人材を養成します。 今後も末永く、本プログラムおよびコースの修了生間、修了生と現役学生間、さらにはプログラムに関わる教員との間を継続的に結びつけるため、同窓会組織を立ち上げ、TAC-MI同窓会を継続的に開催する予定です。

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連絡先 東京科学大学 物質・情報卓越教育院事務室
tac-mi[at]jim.titech.ac.jp