2026年度TAC-MI産学交流イベントを開催
物質・情報卓越コースおよび物質・情報卓越教育課程では、2026年9月25日(金)に東京科学大学大岡山キャンパスにて「TAC-MI 産学交流イベント」を開催しました。
本イベントには、会員企業23社が参加し、学生・企業関係者・教員など計159名が参加しました。
当日は、企業における研究開発DXの取り組みを紹介する講演会や、会員企業によるキャリア教育のための企業紹介イベントを実施しました。また、学生・企業関係者・教員が交流するネットワーキングや意見交換会を通じて、産学間の相互理解を深める機会となりました。


第1部 企業講演会 ~企業におけるDXの取り組み~
午前の第1部では、「企業におけるDXの取り組み」をテーマに企業講演会を開催しました。東京科学大学大岡山キャンパス Taki Plaza 地下2階を会場とし、オンライン配信も併用して実施しました。
今回は、出光興産株式会社、東レ株式会社、日本電子株式会社の3社から講演をいただき、対面およびオンラインで計129名が参加しました。それぞれの企業における研究開発DXやAI・MI・生成AIの活用について、具体的な取り組みが紹介されました。
出光興産株式会社からは、研究開発DXの背景や取り組み事例に加え、MI・AIの活用を通じて変化する研究者の役割や、物質と情報をつなぎ新たな価値創出を担う人材への期待についてご講演いただきました。
東レ株式会社からは、シミュレーション、MI、生成AIを活用した高分子材料・プロセス設計について、企業研究における研究開発DXの現状と今後の方向性が紹介されました。
日本電子株式会社からは、質量分析データ解析の高度化に向けたAI技術の活用事例を中心に、長年培ってきたハードウェア技術や分析ノウハウを基盤としたAI活用の実践と今後の展望についてご講演いただきました。
3社の講演を通じて、MIやAIなどのデジタル技術が企業の研究開発にどのように活用されているか、具体的な事例を学ぶ機会となりました。

イノベーションセンター
次世代技術研究所 主任研究員
原田 洋介 様

リサーチフェロー
北畑 雅弘 様

MS事業ユニット
ユニット長
生方 正章 様
第2部 キャリア教育のための企業紹介イベント
第2部では、会員企業22社が参加し、学生48名に向けて企業紹介を実施しました。Taki Plaza 地下2階を会場として、各企業による30分間の企業紹介を6セッションにわたって実施しました。学生は複数の企業の紹介を聞くことができ、各企業の事業内容や技術領域、研究開発の取り組みなどについて理解を深めました。
キャリア教育のための企業紹介イベントは、TAC-MI学生が企業の活動や研究開発の実際に触れ、自身のキャリアについて考える機会となることを目的としています。企業から直接説明を聞き、質問や情報交換を行うことで、企業や産業界への理解を深める場となりました。
またイベント終了後には、学生と企業参加者が自由に交流するNETWORKING TIMEを設けました。名刺交換や情報交換などを通じて、企業紹介で関心を持った企業についてさらに理解を深める機会となりました。


<参加企業22社>
AGC株式会社/旭化成株式会社/曙ブレーキ工業株式会社/出光興産株式会社/NGK株式会社/栗田工業株式会社/株式会社SCREENホールディングス/JFEスチール株式会社/セイコーエプソン株式会社/大日本印刷株式会社/太陽誘電株式会社/TDK株式会社/月島機械株式会社/東洋製罐グループホールディングス株式会社/東レ株式会社/日産自動車株式会社/日本化薬株式会社/日本軽金属株式会社/日本特殊陶業株式会社/日本電子株式会社/パナソニックインダストリー株式会社/三菱ガス化学株式会社
※掲載は五十音順です。
意見交換会
イベントの最後には、つばめテラス(西5号館)にて意見交換会を開催しました。
企業関係者、学生、教員が一堂に会し、イベントを通じた交流をさらに深めました。産学それぞれの立場から意見や情報を交換することで、今後の交流・連携につながる機会となりました。
今回の産学交流イベントを通じて、学生が企業における研究開発やDXの取り組み、企業が求める人材やキャリアについて理解を深めるとともに、企業関係者と学生・教員との交流を促進することができました。
物質・情報卓越コースおよび物質・情報卓越教育課程では、今後も産業界との交流・連携を通じて、物質科学と情報科学を融合し、社会に新たな価値を創出できる人材の育成を進めてまいります。


