カリキュラム

プラクティススクール

一つの企業に教員及び複数名の学生が、6 週間一緒に滞在し、企業に分散している多くの情報を集め、学生が身に付けた物質科学と情報科学の知識・経験を駆使し、企業の抱える最新の重要課題をグループで解決します。学生はスクールで必要となる知識、技術などを修得した上で、企業でのスクール実施に挑みます。企業が抱える最新の重要課題に取り組み、決められた期間内で解決策を提示するという経験は、博士後期課程での研究にも大きく役立つため、複素人材の育成を目指す本プログラムの目玉の授業科目として位置付けています。


物質・情報卓越プラクティススクール第一

 プラクティススクール第一では、 物質・情報に関する産業や 化学工業における実プロセス・機能性材料に関する具体的なテーマを設定し、グループ毎に現象のモデリング、コンピューターシミュレーション、情報処理に関する演習に取り組み、成果発表を行います。

 本授業では、物質・情報に関連する産業や化学工業における機能性材料の設計、あるいは材料製造プロセスの構築に重要となる、モデリング・コンピューターシミュレーションに関する計算原理や、実験データの情報処理に関する操作手法について学び、機能性材料の設計指針、ならびに製造プロセスの最適化方法を理解することをねらいとします。また、これらの課題解決に関して、グループで取り組むことで、研究開発に必要となるコミュニケーション能力を養います。

物質・情報卓越プラクティススクール第二

 プラクティススクール第二では、派遣先企業へ6週間程度常駐し、企業社員と共に課題解決に関する文献調査、データ処理、シミュレーションを駆使した研究開発に参加し、解決策を提案し、最終発表会を行います。

 本授業では、企業における機能性材料の設計と製造プロセスの最適化における物質・情報に関連する研究課題に取り組み、企業で実際に行われている研究を経験することで、研究開発に不可欠となる課題解決能力、コミュニケーション能力を養うことをねらいとします。

科目情報 物質・情報卓越プラクティススクール第一 、第二
授業形態(第一)集中講義  
(第二)大学外
単位数各2単位(必修)
科目コード (第一)TCM.B601
(第二)TCM.B602
使用言語日本語
開講Q(A)1-2Q、(B)3-4Q
プラクティススクール第二

活動報告

連絡先 東京工業大学 物質・情報卓越教育院事務局
tac-mi[at]jim.titech.ac.jp